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Googleの広告とは?検索結果・キーワードに沿った広告を表示するAdWordsの仕組み。

公開日: : 最終更新日:2013/11/18 SEM, サイト運営, 用語解説 ,

昨日までのウェブサイトが完成してからの流れを受けて、ウェブサイトは作るところよりも、むしろ作ってからの方が大変、かつ重要だよ、という話をしたいのですがまとまっていないので今日は別の話です。関連した話ではありますが。
せっかく作ったウェブサイト、人に見てもらわなければ何の意味も持ちません。完全に自己満足です。
人に見てもらうためには様々な方法があり、どの方法がベスト、ということはありません。いずれの方法にも向き不向きはありますので、いくつかの方法を組み合わせていくことになると思います。

基本的にお金さえ掛ければ新規の訪問者を得られるという意味では最も手っ取り早いのが広告。
もちろん広告の打ち出し方ひとつで全く効果は変わってくるので広告だからと言って簡単なわけではありませんが。
今日はその中のひとつ、SEMというものを紹介したいと思います。

SEM(サーチエンジンマーケティング)って?

キーワードを入れるとインターネット上のサイトからそれに合ったページを見つけてくれる「検索エンジン」があります。
だいたいどこも一般のユーザーに対しては無料でそのサービスを提供してくれています。
いろいろな検索サービスがありますが、もっとも有名、ほぼ独占企業状態なのが<a href=”https://www.google.co.jp/”>Google</a>ですね。

この、検索結果の画面に広告を打ち出してサイトへの集客を図ろうという手法がSEM、Search Engine Marketingです。単に検索の結果画面に無作為に広告バナーを掲載するだけでは電車の中づり広告や町中のポスターと同じで、商品・サービスの認知度を上げる目的には使えてもそこから集客をする効果はあまり高くありません。
ただし、検索結果画面を表示している、ということは、そこを見ているユーザーは既に何かを検索している、ということになります。
例えば私は今日の昼はそばを食べたいと思っているので、会社近くにソバ屋はないかと思って「六本木 蕎麦」と検索します。
この、検索したキーワード「六本木 蕎麦」というだけで、この検索結果画面を表示している人は六本木あたりで蕎麦を食おうとしているだろうとか、六本木近くに在住、もしくは在勤、してる可能性も高いだろうとか、そもそも蕎麦自体好きなんだろうとか、ある程度どのような意向を持った人かは推測できますね。

六本木の蕎麦屋さん、何軒もあるでしょうが、その中の1軒がこの検索結果画面に広告を出していたとしたら、私が今日の昼をそこで食べる可能性はかなり高いです。
同じ蕎麦屋さんが全国ネットのテレビ番組でCMをやっても、日本中の人が見ているわけですから、無駄に広告費がかさむだけで実際に来店する人はそう多くないでしょう。恐らくCM見た人の1%にも満たないでしょう。が、「六本木 蕎麦」を検索するような人であれば、そこに蕎麦屋の広告を見たらそれこそ10%とか、20%とか、多くの人が来ます。実際の広告効果はもちろんやったことがないので分かりませんが。

視聴率10%の全国放送で、大枚はたいてCMを打ち、1200万人の日本国民の目に留まってそのうち六本木に用があって、蕎麦が好きで、ランチを食べようとしていて、おまけにテレビで見た蕎麦屋を覚えている人にお店に来てもらうより、検索する人が1000人しかいなくても「六本木 蕎麦」に興味のある人に広告を打って100人に来てもらった方が得でしょ?というのがSEMの考え方です。対象がかなり絞り込まれるため、もちろん広告費用もずっと安くなります。

GoogleのAdWordsという広告サービス。

検索エンジン最大大手のGoogleには、AdWordsという広告商品がありますが、これが上に説明した「検索結果に表示される広告」です。他にはYahoo!の検索結果画面を使った「Yahoo!プロモーション広告」などがあります。
こういう仕組みの広告を総称して「リスティング広告」と言います。

実際に▽ココで検索を試していただくと分かりやすいです。
https://www.google.co.jp/

例えば「デジタルカメラ」と検索してみます。
すると▽こういう画面が出ますね。
https://www.google.co.jp/#hl=ja&gs_rn=12&gs_ri=psy-ab&tok=cJbeDe-5z0ZhJM7X7l7Dnw&cp=5&gs_id=gu&xhr=t&q=%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9&es_nrs=true&pf=p&safe=off&output=search&sclient=psy-ab&oq=%E3%81%A7%E3%81%98%E3%81%9F%E3%82%8B%E3%81%8B&gs_l=&pbx=1&bav=on.2,or.r_cp.r_qf.&bvm=bv.46226182,d.dGI&fp=b2801e575fdca882&biw=1200&bih=1031

20130516_sem1

Googleで検索すると、検索ロボットというプログラムが「デジタルカメラ」というキーワードを調べるのに最適なページを一覧にして表示してくれます。
ページの上に出ているものほどそのキーワードに対して価値の高いページとなっています。
検索ロボットがどういう基準でページを選定しているのか、順番を決めているのかというのはものすごく複雑な話なので今回は割愛します。
今回は割愛、というか、そもそもその仕組みはGoogle社内でも直接開発に携わる人しか知らない、超機密事項なのでそもそも私も知りません。
むしろ知りたい。

とにかく、Googleロボットが、キーワードに対して価値の高いページを順番に教えてくれるサービスがGoogle検索です。
これだけの大がかりな機能を、Googleは誰にでも無料で提供しています。
ではGoogleはどこで収益を上げているのかというと、その一つが今日話題にしたAdWordsです。

で、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン向け画面だとちょっと違うのですがパソコンの画面から見た場合、画面の一番上ベージュ色の枠に囲まれてページが2件表示されていますね。
よく見ると枠に「デジタルカメラに関連した広告」と書かれています。
ちなみにiPhoneだと画面の下の方にあります。
ベージュ色の枠が終わったすぐ下、白背景のところから下10件がGoogleロボットが教えてくれている本来の検索結果です。
パソコンの画面で言うと、右半分の枠も「広告」と表示されています。

つまり、Googleの検索結果の画面は

広告1
広告2
検索結果1  広告3
検索結果2  広告4
検索結果3  広告5
検索結果4  広告6
検索結果5  広告7
検索結果6
検索結果7
検索結果8
検索結果9
検索結果10

となっているわけです。
広告、検索結果、ともにキーワードである「デジタルカメラ」に関連したものが並んでいます。
ではこの両者は何が違うのかというと、検索結果は上に書いた通りGoogleロボットが「デジタルカメラ」に関して最も詳しいページの順番、です。
対して広告(AdWords)は、高い広告料を出した順番、です。
共通しているのはキーワードに関連している、という部分のみ。
検索結果で自分の作ったページを上の方に表示してもらうためには、血のにじむような努力をしてページの価値を高めるしかありませんが、AdWordsの方ではとりあえずデジタルカメラに関連してさえいれば、あとは金さえ出せば一番上の目立つところに載せられます。世の中金です。
もちろん上の方、とりわけベージュ枠で囲まれる上2件は大変目立つので、広告主はできればここに載せたいわけです。

それでは具体的にどのように広告料を課金されるのか。

AdWordsでは、クリックに対して広告料が発生します。
この画面を見た人が、広告に興味を示してクリック、広告主のページに行くと100円、という形です。
もちろん上の広告の方が高いので、例えば一番上が100円なら、ふたつ目の広告は90円とか、そうなっています。
広告主はあらかじめ広告料をGoogleに振り込んでおきます。
例えば10万円支払っていて、100円の広告を1000人にクリックされたら広告予算を使い果たすことになるので1001人目の画面からは消えてしまいます。
消えてしまっては困る、という場合は残り1万円くらいになったところで追加で10万円支払ったりします。

今、広告料が1クリック100円、と書いていますが、これは例えでして、実際の広告料はキーワード単位の入札制になっています。

例えば「デジタルカメラ」というキーワードに広告を出すとして、1クリック100円、で入札します。
すると、例えばライバル会社が、

A社 120円
B社 70円
C社 150円
D社 80円

となっていたりしますと、ページへの表示順は

C社 > A社 >>>(越えられない壁)>>> あなた > D社 > B社

となるわけです。
目立つベージュ枠、しかも一番上にどうしても入りたければ、151円に広告料を設定し直さないといけません。
もちろんライバルも同じことを考えますから、そうはさせじとC社は152円にしてくるでしょうし、他もどんどん競争に参入してきますから「デジタルカメラ」の広告料は上がります。
需要と供給の関係から、検索する人の多い人気のキーワードになればなるほど広告料は高いです。
先払いしておく広告料の残高の管理から、この入札合戦まで、勝負はリアルタイムに行われるので、人気のキーワードで真剣に勝負しているとAdWordsの管理画面に24時間365日張り付いていないといけません。
大手企業では広告部門にこの管理をする専門のスタッフを抱えていたり、AdWordsの管理を業務として引き受ける広告代理店がいたりします。

逆にあまり検索する人のいなさそうなキーワード、例えば「東温市 釣り堀」なんかだと、今私が見てみた時点では誰一人広告を出していないので、今出せばこちらの言い値でOKです。
何となく田舎っぽいから検索する人少なそう、のイメージだけで東温市出しました。東温市民のみなさんごめんなさい。

 

※お詫び
指摘をいただきましたが、正確にはAdWordsは単純に金額だけで順位が決まるものではありません。
実際は指定されている広告料と、広告の品質の二つが関わってきますので、単純にお金をかけても、ライバルが高品質な広告であれば1番は取れないことがあり得ますし、逆にあまりお金は掛けていなくても品質を上げることによって1番になることもあります。
くわしくはGoogleの公式の説明をご覧ください。説明が複雑になってしまうため割愛しましたが、その旨記載なかったことをお詫びします。
広告の掲載順位の仕組み

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